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第37回公開講座のご報告

ママ、死にたいなら死んでもいいよ

~娘の一言から私の新しい人生が始まった~

講師 岸田ひろ実

★2019年2月2日(土) 13:30開演(13:00会場)

大阪YMCA会館2Fホール(大阪市西区土佐堀1-5-6 ℡06-6441-0893)

演者が自らを次々に襲う大きな壁を乗り越えて気づいたこと、伝えたいこと、そのの一つ一つがが私たちの心深く響いた。  

 ホールの全ての椅子を人が埋め尽くす中、壇上に車椅子で登場された岸田さん。そこには人生の大きな絶望の淵を3回乗り越え、「今が一番幸せ」と仰る素敵な笑顔があった。  

1つ目の試練はダウン症のわが子の出産。わが子や周りに申し訳ない気持ちでいっぱいだったが、自分に笑いかけてくれ、人より遅いが少しずつ成長し、他の子どもたちと一緒に、地域の小学校に通った息子。今は就労支援で働き、自宅近くのコンビにお使いにいけるようになった。息子は人と違っても良い、幸せって一杯あると気づかせてくれた。  

2つ目は夫の突然死。前日もいつものように中学生の反抗期の娘とささいなことでけんか、「パパなんか大嫌い、死んじゃえば良い」その夜、突然の夫の死。夫が教えてくれたこと。命には必ず限りがある。時間は有限。大切な人にありがとう、ごめんねを必ず伝えること。  

3つ目は夫の死後3年で、自分自身に起こった。大動脈乖離発症。一命を取り留めたものの、手術後下半身不随となり、日常の当たり前のことを失った。「なんで生きているんだろう。どうやって死ねるんだろう」と、辛い気持ちを押し殺し、子どもたちにはうその笑顔でいた。その無理も限界に達していたとき、娘に初めて、「ずっと死にたいと思っていたのにうそをついていた、明日死ぬことを許してほしい」と話した。娘は「死にたかったら死んでもいいよ。私は許す。」と。死なないでとは言わなかった。心が楽になった。頑張らなくてもいいんだと思った。この事で生きようと思った。歩けなくても出来る事がある。110センチからの気づきは自分の使命だと。あのとき死ななくってよかった。絶望、悲しみがあったからこそ今がある。  

 娘は大学生時代から起業し、ユニバーサルマナーを推進している。相手の立場で考え、行動に移す。どんな障害のある人にも「何かお手伝いすることはできますか」と一歩踏み出して欲しい。  岸田さんは自分の人生を通して、参加者に自分の思い込みの価値観でとらわれて苦しんでいないか。諦めていないかと語りかけて来た。視点を変え、どんな出来事があっても、受け取り方で結果が変わる。 「死ななくてよかった。この先の私は出会う事すべてがきらきらしている。今を精一杯生きます。」と締めくくられた。  心が震えた。苦難に出会った時あなたならどう乗り越える?あなたはどう生きる?と問われている気がして、自分の今までを振り返った。立ち止まり、諦めている自分がいて、リスタートしたくなった。先ずは笑顔でいることから始めます。

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