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自殺予防に向けて


  1998年に自殺者が全国で3万人を超え、それから14年連続して自殺者が3万人を超すという異常事態が続いています。これは一日平均約84人の人が自殺していることになります。さらに、未遂者はその10倍以上と言われていますので、自らのいのちを断とうとしている人は、1日1000人以上という恐ろしい数になります。

  人のいのちは何ものにも代えがたいものです。自殺は、本人にとってとりかえしのつかない悲劇であるだけでなく、家族や周りの人々に大きな悲しみと生活上の困難をもたらし、社会全体にとっても大きな損失となります。

 人はどうして自殺するのでしょうか?

 

  自殺の原因として、経済・生活苦、健康上の問題、家庭内の問題などがあげられますが、その原因はひとつではありません。原因が重なり、孤立化して自殺に至ると考えられています。自殺は「追い詰められた末の死」ではありますが、「避けることの出来る死(avoidable death)」(WHO)でもあるわけです。
  あなたは、話しをすることでこころが落ちつき、人の温かさにふれることで力が湧いてくる、という経験をお持ちではないでしょうか?

関西いのちの電話は、その苦しい思いを話すことにより、こころを和らげ、孤独の淵から救い、明日への希望とつながるよう支援していくことを目的としています。

  また、周囲の人たちが、自殺のサインに気づき孤立させない社会を作っていく、あるいはうつ病など精神的な病気の早期発見、早期治療を促すなど、自殺に対する啓発活動も行っています。

  関西いのちの電話は、自殺を考える人が、再び希望を持って生きていかれることを心から願い活動しています。

自殺はひとりひとりの力により、防ぐことのできる死であることを忘れないでください。

 

相談される方へ

 

bocchi

 

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